翻訳家デビューチャンス拡大

プレスリリース:2003年9月16日

英治出版トランネットが翻訳家向けの新サービスで業務提携

翻訳家デビューのチャンス拡大

英治出版株式会社(東京都渋谷区、代表取締役 原田英治)は、
翻訳オーディションなどをてがける
株式会社トランネット(東京都新宿区、代表取締役 高野雅博)と
業務提携し、翻訳家向けの出版サービスを開始することで合意した。

一般的に、海外出版物の翻訳権を取得するには出版社として交渉する
必要がある。出版機能をもたない個人に、翻訳権を許諾しないという
売り手側の思惑があるからだ。そのため翻訳家が自分で翻訳したいと思う
作品に出会っても、翻訳権の取得は難しかったし、出版社に企画として
持ち込んでも、自分を翻訳家に指名してもらえないリスクが存在した。
また仮に翻訳権を取得できた場合でも、自費出版サービスでは、
原著作者への印税を支払うことさえできない成功報酬体系の場合が多く、
翻訳家自身がセルフプロデュースする翻訳出版の実現は難しかった。

英治出版とトランネットは両社のサービス機能を共有させ、
英治出版が2001年4月より試験運用を重ねてきた「ブックファンド」
(匿名組合契約で出資を募り、特定書籍の出版事業を行なう方式)を
ベースに、トランネットの版権エージェント機能(翻訳権取得・契約管理)、
翻訳プロデュース(教育)機能、英治出版の編集機能、出版流通機能を
提供することで、翻訳家デビューを目指す方から翻訳出版の
セルフプロデュースを可能にするサービスを開始する。

まず翻訳家は、自分で翻訳したい作品について翻訳権照会を
トランネットに依頼する。
同時にトランネットは出版にかなう能力を保持しているか翻訳力
の審査(レベルチェック・見本訳文チェックなど)を行う。
既トランネット会員は入会時に翻訳力の審査済みなので優先する。
翻訳権取得可能な場合、翻訳家は英治出版と共同して
出版企画書ならびにファンド目論見書を設計する。
企画書ならびに目論見書をもとに、出資者を募集する。
(ただし、出資者の一般公募については、導入時期未定。現時点では、
翻訳家本人または翻訳家を通じて紹介される方からの出資を受け付ける)
出資総額が集まれば、英治出版が翻訳権を取得すると同時に、
翻訳家と翻訳出版契約を締結する。
翻訳家は、匿名組合契約への出資が完了した時点で、
自らを翻訳家とする翻訳出版企画がスタートすることになる。
翻訳作業は、トランネットの翻訳プロデュース、英治出版の編集などから
アドバイスを受けながら進める。
翻訳・編集完了後は、英治出版の出版流通機能を利用して
全国書店で販売される。
ファンドは、発行から1年間の販売実績に応じて、
利益(または損益)を出資比率に応じ、清算される。
ファンド満了後は、出資者の権利は消滅するが、英治出版の出版物として
全国書店販売は継続され、翻訳出版契約は継続するため訳者印税などは
ファンド終了後も規定どおりに受け取れる。

2004年1月を目処に本サービスをスタートさせる。

本サービスに関するお問い合わせは、webmaster@eijipress.co.jp まで

「翻訳家デビューチャンス拡大」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: ◆珍問屋◆

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