NPO法人・リビング・イン・ピース代表 慎泰俊様から『ブルー・セーター』へのコメントをいただきました!

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NPO法人・リビング・イン・ピース代表で、
15歳からのファイナンス理論入門』の著者、
愼泰俊(しん てじゅん)様から『ブルー・セーター』へのコメントをいただきました!

9784862760616

慎泰俊さん、ありがとうございます!
いただいたコメント、紹介させていただきます。

入行して3年でチェース・マンハッタン銀行を退職した著者は、アフリカでのマイクロファイナンス事業に着手し、厳しい洗礼を受けます。アフリカのリーダーたちは北側諸国が自分たちのことを何も知らずに、単に人とお金ばかり送ってくることに憤る。援助に慣れた住民たちは、“どうせ時間がたてばこの人たちは帰るのだから、お金を返さない方が得だ”と思い、借りたお金を返そうとしない。ともに働いていた仲間が殺されたり、不正に手を染めたりする。盗みは日常茶飯事で、時には警備員も買収される。

これら著者の経験は、開発途上国で何か事業をすることの大変さと、開発途上国で成果をあげるために必要な二つのこと――コミットメントを示すことと相手の動機構造を理解すること――を教えてくれます。

本書でもっとも鮮烈なものの一つは、虐殺のあったルワンダについての記述です。著者は次のように説きます。

「もしルワンダ人の大半が、自分の努力で生活を変えることができ、子供を学校に通わせたり、子供の健康を守ったり、将来の計画を立てたりするだけの収入を得ることができると考えていたら、道徳的に腐敗した政治家達が、ジェノサイドを誘発するほど深く、人々の心に恐怖を吹き込むのはずっとむずかしかっただろう」

ルワンダは、戦前のドイツにも、30年前のカンボジアにも置き換えられると思います。力を持つ側が持たない側を基本的な機会から排除することを正当化する社会では、いつか大きな問題が生じる。いくつかの先進国の現状をみると、背筋の凍る思いがします。

本書のタイトル、『ブルー・セーター』は、著者が中古品店に売った青いセーターをアフリカで見つけたエピソードから。世の中は色々なところでつながっていて、誰かの貧しさをなくすことは、他人のためだけではなく、自分たちのためでもあると、改めて教えてくれる本です。

NPO法人・リビング・イン・ピース代表 慎泰俊

NPO法人・リビング・イン・ピースは、
日本初のマイクロファイナンスファンドを実現させた、
新進気鋭のNPO団体。

    ♯ 「マイクロファイナンス」
      一般の銀行には融資対象外とされてきた貧困層に小口融資をする金融サービス。
    ♯ 「マイクロファイナンスファンド」
      マイクロファイナンスに投資するファンド。

本書『ブルー・セーター』も、貧困と闘うベンチャーキャピタル「アキュメン・ファンド」と、
そのCEOについてのストーリーなので、今回コメントを頂いた慎さんは、
まさにこの分野の最前線で活躍されている方ですね!

お忙しい中、感想コメントをお寄せいただき、ありがとうございます!
ブログにも投稿していただき、本当にうれしいです!

NPO法人・リビング・イン・ピース
慎代表のブログ「Taejunomics」
マイクロファイナンスとは
マイクロファイナンスファンドとは
2009.9.2 産経新聞(日本初「マイクロファイナンス」ファンド 貧困層の自立支援 個人投資で実現)

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【参考文献】
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