『災害時のこころのケア』10万部配布完了しました

6月11日は、東日本大震災から3ヶ月。
被災地への祈りを捧げた方も多いと思います。

弊社は復興支援の一環として『災害時のこころのケア』小冊子を作成し、
10万部を無償配布するプロジェクトを行ってまいりましたが、
震災3カ月目の先週末に全冊子を配布完了することができました。

配布には、総計30を超える会社・団体・個人の方々にご協力いただくことができました。
改めて社員一同より御礼申し上げます。

『災害時のこころのケア』

公式サイト
http://www.eijipress.co.jp/sp/shinsai/

配布先一覧(掲載許可を頂いた方々のみ)
http://www.eijipress.co.jp/sp/shinsai/dist.html

執筆:ピースマインド・イープ株式会社
http://www.peacemind-jeap.co.jp/

 

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ところで最後の小冊子ですが、ちょうど私(sam)が被災地ボランティアで
石巻に行く機会があったため、現地に直接持参いたしました。

今回の震災で初ボランティアだったのですが、幼少の頃から関わっていたボーイスカウトが
被災地へボランティア定期便バスを運行していることを知り、参加しました。
http://www.scout.or.jp/newtopics/110311earthquake/info_20110426bus.htm

ボーイスカウトの活動ベース(基地)で、小冊子を配布しました。

現地のボーイスカウトでリーダーとして活動し、かつ小学校の先生をなさっている方が
この小冊子を見てすぐに「学校で子どもたちのこころのケアが課題となっている。
同僚の教師に配るので20部いただきたい」とのご要望をうけたので、
現場において、こころのケアへのニーズが切実であることを感じました。

翌土曜日、未明に雷雨があり作業中止が懸念されましたが、雨が小雨になったところで
派遣が決定しました。今回割り当てられたのは、津波の被害を最も大きく受けた地区の一つ、
石巻市湊町の2軒のお宅でした。グループを2つに分け、私は、5人でやれば午前中で
終わるだろうと思われた家に向かいました。

作業は家の敷地に流された家具とヘドロのかき出しです。
家具といっても他の家のものが大半で、津波が家の中を洗濯機のように
渦巻いて全てをさらっていったそうです。

そのお宅は外観をとどめてはいたのですが、まわりの景色もすさまじく、
ただただ絶句・圧倒されるばかり。

雨の降る中作業を始めてみると、すぐにその大変さを思い知りました。
水を吸った家具(特に畳)や重さは尋常ではなく、30分もすれば大量の汗。
しかし、ヘドロはぬるぬると滑りやすく、そこら中に大きなガラスの破片が落ちているため
雨でレインコートを脱ぐこともできず、服の中はどんどん蒸し暑くなっていきます。

雨があがったとしても、強烈な日差しで気温はぐんぐん上昇。
むしろ小雨の方が良かったと思えるほどの暑さです。

辛い作業のなか、家主の御夫婦は我々を気遣い、わざわざ冷たいお茶や食料を用意して
くださっていて、また作業も一緒になって手伝ってくださいました。

取っても取っても、下から出てくるヘドロやガレキ・・・。
それでも、やるしかない。

そして迎えた2:46のアナウンス。
作業を止めて、一分間の黙祷を捧げました。

その日は、5人で作業して午前中に終わる予想だったのが終わらず、
家主の方も半分諦めかけていたところ別グループの作業が前倒しで完了したため、
2日目に15人を追加して全員で作業することになりました。
それでも、20人がかりで半日かけてようやく全てのドロを取り除くことができ、
何とか家の敷地らしい姿まで戻すことができました。

これはさすがに、嬉しかったです。
ご夫婦の笑顔を見た時、ぐっと来るものがありました。

 

20人かけて、1.5日で2軒。
被災地の惨状を考えると、ほんのわずかなことしかできていません。
しかし、微力ではあるが、無力ではないことも実感しました。
体を動かせば、確実に前に進むことができる。

その充実感を持って石巻を後にしました。

 

帰りにはボランティアの癒しの場所として有名な道の駅「上品の郷」 にある
「ふたごの湯」で体を癒し、

地元の野菜やお菓子、牛タンにお酒など、お土産もたくさん買ってきました!

 

 

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