2015年1月号(12月10日発売)DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー「読者が選ぶベスト経営書2014」に英治出版の書籍3タイトルがランクインしました。
11位・・・・・なぜ人と組織は変われないのか
14位・・・・・シナリオ・プランニング
15位・・・・・チームが機能するとはどういうことか
3タイトルがランクインし、社員全員でとても喜んでおります!ではここで、これらの書籍について少しご紹介をいたします。
■なぜ人と組織は変われないのか(11位)
“最近の研究によると、食生活を改めたり、もっと運動したり、喫煙をやめたりしなければ心臓病で死にますよと専門医から警告されたとき、実際にそのように自分を変えることができる人は7人に1人にすぎないという。”
人間には、意識的に変化をさせなければいけないとわかっている事と実際に実行できる事のあいだに大きな溝があるようです。その溝を埋め、変化を生み出すヒントが書かれている書籍です。
■シナリオ・プランニング(14位)
“そんなことが起きるなんて思いもよらなかった!”
どんな人でも「未来」は気になるものですよね。ぼんやりと見える未来。これだと信じている未来。来てほしくない未来。……未来はいろいろですが、共通しているのは実際にその時が来るまで誰も見ることはできないということ。
未来を無理に見ようとする(予測する)のではなく、いろいろな人たちと一緒に未来を想い描き、実現に向けて行動しよう、というのがこの本のメッセージです。イマジネーションをフル活用して、いろいろな未来の可能性を想像し、今とるべき行動を明確にし、よりよい未来の導き方を知りたい、そんな方には必読です。
■チームが機能するとはどういうことか(15位)
“効果的なチーミングの四つの柱「率直に意見を言う」「協働する」「試みる」「省察する」”
私たちは家族や会社など、少なからず1つ以上のチームの一員です。その中で「率直に意見を言う」ことは、案外難しいと感じられたことはないでしょうか。実際にコーネル大学での研究結果によれば、職場で率直に意見を言うことは大半の人が思うより少ないことが分かっています。
その状態では、チームは最高のパフォーマンスを行うことはできません。しかし、逆の発想をすればチーム内で互いに意見が率直に言えるようになるだけでチームワークは良いものに変わるということです。チームワークの改善や更なるチーム力の強化を期待する方にとって勉強になる1冊です。
3タイトルに共通するキーワードは「変化」ではないかと思います。
意識の変化。未来の変化。チームの変化。
2014年も残りわずかとなり、新年にむけた新たな目標や抱負、願いをお持ちの方が沢山いらっしゃるかと思います。
そんな想いのサポートになる3タイトルだと思いますので、年末年始にゆっくりと読んでみてください。
なお全国の約100書店で、「ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2014」のフェアが開催中です。フェア開催中の書店に立ち寄られた際は、是非ご覧ください。
【参考リンク】
ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2014結果発表