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NPO法人スマイルスタイルが運営する「ハローライフ」にお邪魔してきました。

大阪・本町にあるハローライフ
ここは、「働く」「仕事」の情報発信基地で、NPO法人スマイルスタイルが運営しています。スマイルスタイルは、社会問題の解決に取り組むソーシャルデザインカンパニーで、さまざまなプロジェクトに取り組まれており、そのひとつとして、ハローライフを運営されています。ハローライフには、「働く」や「仕事」を改めて問い直すコンテンツがあったり、新しい仕事に出合ったりすることができる場所です。さまざまなコンテンツについては、こちらをご覧ください。

ビル1Fには、カフェが併設されており、気軽に仕事や打合せをする場所としても利用することができます。目の前には、大きな公園があり、窓から見える緑がとても気持ちいいのです。

さて今回、1Fにある本棚に英治出版の書籍を置いてくださるとのことで、関西に常駐している英治出版スタッフの田中と、関西出身で帰省中だった山見(筆者)がハローライフにお邪魔してきました。ご案内してくださったのは、NPO法人スマイルスタイルの藤吉さん、木戸さん、和地さん。

1Fには、たくさんの本が並べられており、特に「働く」をテーマにした書籍が多く置かれていました。この場所に近々、英治出版の本も並ぶ予定です。

併設されているカフェは、「CHASHITSU Japanese Tea & Coffee」。
ほうじ茶や抹茶が使われたメニューが豊富で、「ほうじ香る コーヒーソーダ」や「ほうじ アメリカーノ」、「グリーンティーソーダ」など、ユニークなドリンクがあります。わたしはグリーンティーソーダをいただきました。とても暑い日だったので、抹茶とソーダのさっぱり感が身体にしみて、とてもおいしかったです。

2Fに上がると、インフォメーションカウンターがあります。カウンターでは、求人やハローライフがおこなうイベント、プログラムについて相談することができます。パソコンも設置してあり、利用することができます。

3Fは、カフェ兼イベントスペース。普段は、カフェ利用として使われているそうです。お邪魔した日も、こちらでいろんなお話をさせていただきました。

お話を伺っていて、おもしろいなと思ったのは、最近人気の求人が職人系のお仕事だということ。1人の求人に対して、何十名というご応募があるそうなのです。職人系以外の求人情報も掲載されていますので、ご関心のある方はこちらもぜひご覧くださいませ。

ハローライフには、学生から社会人まで、さまざまな世代の方がいらっしゃるようです。お近くにお住まいの方、お近くまで通勤・通学されている方、ぜひ一度、立ち寄ってみてください。

こちらの写真は、ハローライフに英治出版の本が届いたあと、みなさまが開封の儀をおこなってくださったときの様子。木戸さんから、メッセージもいただきました。

実際に手元に書籍が届いてみると、まさに圧巻の一言。本を本棚に並べるだけに終わらず、ハローライフという場所を活かしてたくさんの方にも手にとって頂き、これからの働くや人生を考えるための一つの出会いになればという思いです。

また私たちスタッフも書籍からの学びを活かして、よりより組織や事業内容を展開していけるようにしていきたいと考えています。早速、社内で読書会の日程を調整して、読みはじめています。大阪にお越しの際は、ぜひハローライフまで足を運んでみてくださいね。

スマイルスタイル 木戸(若者支援コーディネーター)

今回、ご案内いただいた藤吉さん、木戸さん、和地さん。本当にありがとうございました!

EIJI PRESSのPRESSについて(英治出版 代表・原田がブログを書きました。)

先日、京都造形芸術大学 副学長の本間正人さんにお会いし、英治出版のロゴやEIJI PRESSの「PRESS」というのがいい、とお褒めいただいた。

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正直なところ、創業時にPRESSとしたのは失敗だったかなと、ずっと思っていた。

ネットバブル期の頃の出版社と言えば、電子書籍への先見がなく、紙に固執しているように感じていた。英治出版では創業の1999年からオンラインでの立ち読みを提供していたので、なんとなく「出版社」の姿勢に違和感を感じていた。

そこで、2002年に初めて社員を雇うにあたり、自分たちにとっての「出版」を改めて定義してみようと考えた。そうして生まれたのが「パブリッシャー宣言」だった。「版を出す」と書く出版は、どこか印刷のイメージで、だからこそ(当時)出版社は紙に固執してしまうのではないか。自分たちの役割をより良く表す言葉として、英語のpublisherが浮かんだ。public、publicizeという単語が連想された。私たちの仕事は、紙の本を作り読者に売ることではなく、著者のメッセージを磨きパブリックにすることで著者の夢を応援することなのだと理解した。以来、著者を応援する出版社を心がけ、自分たちはパブリッシャーであると思ってきた。なので、EIJI PRESSには抵抗があった。

本間さんにPRESSが良い理由を尋ねた。

PRESSは、EXPRESS(表現する)であり、IMPRESS(印象を与える)であると。

著者は人生観が詰まったメッセージをEXPRESSし、読者は自分の人生観に著者のメッセージをぶつけIMPRESSする。その間に存在するのがEIJI PRESSなのだと。

そうか。そうだよ。

そう思うと、パブリックという実体が見えない表現より、著者から読者という個人から個人への関係を表すPRESSが断然気に入ってきた。

英治出版が大切にしている考え方に6 degrees of separationがある。この仮説に寄れば、6次の隔たりで全人類が間接的に繋がる。友達の友達は、みな友達の世界。6次の友達は想像が難しいが、直接知っている1次の友達を大切にしないひとが、友達の友達(2次)や、の友達(3次)を得ることはない。友達ネットワークの階層をどこまで深くできるかは、1次の関係の深さに比例するのだと思う。

英治出版をEIJI PRESSとして、よかった。

これからも、著者との1次の関係を大切にしていこう。それが結果的に、友達ネットワークを伝って、多くの読者をIMPRESSすると信じて。

We are EIJI PRESS.

本間正人さん、新しい気づきを頂きました。
ありがとうございました。

ニューヨークに行ってきました。100%ボランティア運営の書店って・・・?

英治出版社員は、1年に1度、海外に行くことができるチャンスがあります。自分で目的を設定して、行く国や現地での計画を立て、承認を得られれば出張できます。その前後にバケーションをくっつけて、他の国に行ってもよいのです。

 

今年の4月には編集の業務を中心におこなっている高野と安村がそれぞれイタリア・ボローニャとイギリス・ロンドンへ行ってきました。高野はボローニャで、ボローニャブックフェアという絵本を中心としたブックフェアを視察し、いつか絵本をつくりたいと企んでいます。安村はロンドンでブックフェアの仕事のあとにバケーションをとって、フィンランドに遊びに行っていました。現地の書店や図書館も見に行ってくれて、帰国後におみやげ話をしてくれました。

 

今月にはドイツ・フランクフルトでブックフェアが開催されるので、7月に英治出版に参画したメンバーを含めた2人がフランクフルトに行ってきます。そして先月、広報などコミュニケーション全般の業務にたずさわっている私、山見はアメリカ・ニューヨークに行ってきました。このブログでは、ニューヨークで視察した一部をご紹介したいと思います。

 

  • 100%ボランティア運営の書店

Bluestockingsという独立書店を訪問してきました。ユニークでおもしろそうな書店がないかと調べているなかで発見した書店です。フェミニズム関係の本、ジェンダーや人種、環境問題、政治などのテーマでメッセージ性が強い書籍を取り扱っている書店です。そして、もっとも関心を持ったのが、この書店が100%ボランティアで運営されている点。はじめにそのことを知ったときは、どういうことなんだろう? とすごく不思議に思いました。そんなことあり得るんだろうか? と。どうしても気になったので、友人の力も借りながら、会う約束をとりつけました。

 

  • 店内の様子

お店は、マンハッタンのロウワ―イーストサイド地区にあります。最寄り駅から10分くらい歩くと着きます。どきどきわくわくしながらお店の前に到着。外観はこんなかんじです。味のあるいい雰囲気です。

 

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お店のなかに入って、まずはぐるりと一周。ジェンダーやアナーキズム、人種、活動家の戦略、教育改革など細かいテーマ別に棚づくりがされています。移民大国アメリカらしく、ラテンアメリカやアフリカなど、各地域の歴史に関する書籍も豊富にそろっていました。

 

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このコーナーはZINEといわれる手作り冊子が置かれています。ニューヨークに到着した翌日に、ニューヨーク近代美術館の分館、MoMA PS1で開催されていたNY ART BOOK FAIRに訪れていたのですが、普通の紙にイラストや文章が印刷された手作り冊子が2~5ドルくらいで販売されていて、こういうのも売っちゃうんだ~とやや驚いていました。数日後にBluestockingsに来て、あれがZINEというものだったのだと知りました。ZINEは1990年代後半頃からアーティストたちが自分の作品を紹介したり、アピールしたりするツールとして使われてきたものだそうです。Bluestockingsでも多くのZINEが置かれていました。

 

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お店にはコーヒースタンドもあるので、コーヒーを飲みながら、本や雑誌を読んでいる方がいらっしゃいました。イベントも毎日のように開催されています。

 

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  • ボランティアスタッフのふたりの女性にインタビュー

さて、じっくり店内を見て楽しんだ後に、会う約束をしてくれていた女性にインタビューをしました。お話してくれた内容を簡単にまとめます。

 

・100%ボランティア運営というのに驚きました。全員で何人くらいのボランティアスタッフがいるのですか?

だいたい全員で80名くらいです。1人あたり1日1~3時間くらいのシフトで構成されています。週に1日だけ来る人もいれば、数日来る人もいます。どれだけコミットするかはその人次第で、来る日が少ないからだめとか、もっと来なさいという強制は一切なくて、それぞれのコミットメントや関わり方が尊重されています。

 

・ボランティアスタッフのみなさんにはどんな役割がありますか?

ボランティアスタッフのシフトを調整したり、店内の整理やレジ、本の仕入れ、イベントの企画や運営などさまざまです。コミットしている度合によって、担当できる役割に差はありますが、基本的にはその人がやりたいと思う役割をやってもらったり、できる範囲での役割を担当してもらっています。

 

・ボランティアスタッフのみなさんがここで働くモチベーションはなんですか?

モチベーションは人それぞれです。わたしの場合は、数年前にニューヨークに引っ越してきたことがきっかけでスタッフをはじめました。ニューヨークにはよく知っている人もいなかったし、本のラインナップも好きだったので。そのうち良い友だちもできて、今では働きはじめてもう数年になります。ここで知り合った人たちに良くしてきてもらったので、これからは私もそういう立場になりたいと思ってコミットしています。ときに、みんなとピクニックに行ったり、パーティーをしたりするのですが、楽しいですよ。

 

・ここでの仕事以外にもなにかされているのですか?

はい、私はアーティストです。なので、ほかの人より比較的コミットしやすいので、よくここで働いています。それに、パートナーがいるのですが、私の活動を理解してくれていて、生活も助けてもらっています。

 

ほかのスタッフにも話を聞くといいよと言ってくれて、別の女性にもお話を伺いました。

 

・あなたがここで働くモチベーションはなんですか?

わたしは数か月前にニューヨークに引っ越してきました。もともとロスにいたけど、一度ニューヨークに住みたいと思って。だけど、知っている人もあまりいないので、ここでボランティアすることにしました。今は週1日のコミットだけど、本当はもっと関わりたいと思っています。だけど、他の仕事もあるから、なかなか都合をつけるのが難しい状態です。

 

・ここでの仕事は楽しいですか?

もちろんです。ここにある本に関わるテーマのことを話すことができる仲間がいるし、ニューヨークに来てからいろいろ助けてもらったので。だから、本当はもっともっと関わりたいんです。

 

忙しいなか、たっぷりと時間をとっていろいろお話をしてくださいました。お土産にお店のオリジナルエコバッグ(少々、過激ではありますが。笑)までくれて、本当にあたたかく対応していただきました。

 

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彼女たちの話を聞いて、こういうコミュニティがあり得るんだ・・・とびっくりしたのと同時に、とても素晴らしいと思いました。それぞれの人が自立していて、かつ互いを尊重し、助けが必要なときは助け合う。こういうところが素敵なお店であり、コミュニティだと思いました。

 

また、書店のひとつのあり方として、日本でもあり得るのだろうか、ということも考えさせられました。つまり、「書店員じゃない人たち」が書店(リアル書店、ネット書店問わず)を運営していくことが成り立つのかどうか。もし、そういう書店をつくるとしたら、どんな要素があるといいだろう。自分なら、どういうものであれば関わりたいと思うんだろう・・・などなど、考えが止まらなくなります。笑 それに、今回は書店の話をしていますが、書店に限らず当てはめて考えることができるトピックかもしれません。

 

  • お店の情報

Bluestockings http://bluestockings.com/

 

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「BOPビジネス(Base Of the Pyramid)」フェア、梅田蔦屋書店さんで開催!!

先週発売の新刊『BoPビジネス3.0――持続的成長のエコシステムをつくる』。
本書の発売にあわせ、梅田蔦屋書店さんでBOPビジネス関連書フェアが始まりました。

BOPビジネス(Base Of the Pyramid) フェア – 梅田 蔦屋書店
http://real.tsite.jp/umeda/event/2016/08/base-of-the-pyramid.html

フェアタイトルは「BOPビジネス(Base Of the Pyramid)」。
BoPビジネス3.0』翻訳者の平本督太郎さんの選書に加え、梅田蔦屋書店さんのオリジナルセレクトが追加されています。

BoPビジネス関心層だけでなく、多くのビジネスパーソンに注目していただきたいオリジナル企画。
9月末までの開催予定です。ぜひ梅田蔦屋書店さんにお立ち寄りください。

梅田蔦屋書店
大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ9F
TEL 06-4799-1800
URL http://real.tsite.jp/umeda/
Twitter https://twitter.com/umetsuta

起業家育成プログラム「Team360」 powered by Impact HUB Tokyoで英治出版の原田がメンターを務めました。

東京・目黒にあるソーシャル・スタートアップおよびチェンジメーカーのベースキャンプ、Impact HUB Tokyo(運営:株式会社Hub Tokyo)が実施している起業家育成プログラム「Team360」。今年は第7期生をむかえたプログラムが実施されています。

 

Team360起業家育成プログラムについて

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Team360の「チーム」は、「チームとなった他の起業家たちと、360度議論をしながらラーニングを続ける」という意味です。つまり、Team360は事業を360度お互い見つめ合う起業家チームを作り出すことを目指しているプログラムです。2013年に始まり、Impact HUB Tokyoチームが、海外・日本でアクセレレーター(育成プログラム)を運営する組織と連携・研究を行い、最も適切な要素を切り出したものが、本プログラムです。

他のプログラムと比較すると、Team360は著名人メンター陣容に頼るプログラムではなく、ミッション性の強い起業家たちが「自習」「対話」を繰り返し、ピアプレッシャーの中で起業プロセスを学ぶという特徴があります。日本で翻訳される数多くのスタートアップセオリーのうち、最も理解しやすく汎用性の高い「ビジネス・モデル・ジェネレーション」などのフレームを使いながら、基本的な事業創造のプロセスと思考方法を頭に入れていきます。

 

そのTeam360のメンターとして、4月15日(金)に英治出版の創業者・代表である原田を招いてくださいました。今回のブログでは英治出版コーポレート・コミュニケーション担当の山見が、Team360第7期生のみなさんと原田の対話などを含めた様子をお伝えしながら、Team360のご紹介をしたいと思います。

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当日は、第7期生の3チーム・4名の起業家のみなさんが集まっていました。こどもの自立した成長を支える新しい仕組みを提供する幼児教育施設、働く母親とこどもをコミュニティとしての街が支える仕組みを創るサービス、また企業と生活者コミュニティの共創をと押してソーシャルグッドなプロダクト・サービスを提供する事業を考えていらっしゃる方々です。

 

最初は起業家のみなさんと原田、そしてプログラム運営チームImpact HUB Tokyo代表の槌屋詩野さん、岩井美咲さん、セバスチャン・デフイさんとのランチタイム。原田が英治出版を創業したときの話をしたり、お互いに質問をしたりしながら時間を過ごしました。盛り上がったのが、資金調達などのお金にまつわること。

 

プログラム参加者のおひとりが「ひとりの生活者として、お金を借りるということにとても抵抗がある。」と不安を話してくださったことが印象的でした。たしかに、日々の暮らしは月々の収入のなかでやりくりして生活をするので、桁の違うお金を他人から借りるということに抵抗を感じる気持ちは分かりますよね。そこで、原田はこう言いました。

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「まずは友だちとランチする時とかに、割り勘するのをやめてみるのはどう?笑」

 

つまり、日常でお金を返すことを通して、信用のやり取りをはじめてみるのはどうだろうということです。その感覚に慣れることでお金を借りることへの抵抗が徐々になくなるかもしれないね、というアドバイスをしていました。

 

また、会社ができてからお金を使うことについて、こうも言っていました。

 

「社員が増えるとコストが上がると考える人もいるみたいだけど、僕はそうは思わない。だって、社員が増えたら売り上げも増えるに決まっているから」。つまり、社員も投資のひとつで、回収してから投資するのではなく、いつも投資してから回収するという順番(投資マインド)でいることが大事かもしれないね、と。

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新しく自分で事業を始めるにあたって出てくる、表面化しづらい不安や心の中のもやもやをざっくばらんに話すことができる場になっていました。

 

いろんな話をしながら長めのランチタイムを終え、次にプログラム参加者による事業の発表をしていただきました。それを聞いて、メンターや他の参加者、Team360運営チームのみなさんがフィードバックをし合い、お互いの事業をブラッシュアップする時間です。

 

メンターはその発表を初めて聞き、プログラム参加者とTeam360運営チームのみなさんはブラッシュアップされ続けている発表を聞いてきているので、いろんな視点が混ざったコメントが出てきます。またそのなかで印象的だったのが、「自分の発表や表現をオーディエンスが見るという視点、自分の立場からの視点、それを別の自分が遠くから見ているような視点の3点を合わせて持つことが大切ですよね。」と参加者のおひとりが言われていたことです。

 

Team360は事業を360度お互い見つめ合う起業家チームを作り出すことを目指しているプログラムです。」と説明がありますが、当日の様子を見ていてすごくそれを感じることができました。お互いの事業内容は異なるけれど、起業家チームとしてアドバイスをしあったり、ときにTeam360運営チームのみなさんからのアドバイスも入ったり、全体でいつも学び合う姿がそこにはありました。

 

プログラム終了後に参加者のひとりが言われたことも印象的でした。「起業を目指していると、ついそのことに一生懸命になってしまうけれど、本当は起業のあとのランディングが大変なはずだよね。」

 

その言葉に共感したのは、起業に限らないなぁと思ったからです。たとえば、本やイベントの企画をするにしても、本を出版すること、イベントを開催することに一生懸命になって、それで次にどうしたかったんだっけ、そもそも本当は何がしたかったんだっけ、という点を置いてけぼりにしてしまいそうになることがあるからです。もちろん、それ自体に一生懸命になることも大切なのですが。でも、そうなってしまいそうなきは、同僚がちゃんとキャッチしてくれて軌道修正のヒントを与えてくれるので、やっぱり仲間がいることは本当に心強いことです。

 

また、それを仲間の力を借りてすることはもちろんですが、「もうひとりの自分が自分を見てどう思うんだろう」という視点もとても大切だと思いました。もしかすると、その感覚がもっとも頼りになることもあるかもしれません。

 

仲間の目と自分の目がいつも自分をブラッシュアップさせ、そのことでまたみんなの目が成長していって・・・。そんな風にいつもお互いを高めあいながら、前に前に進んでがんばっている起業家のみなさんの姿を見て、わたしも頑張らないとなと大きなパワーをもらいました。

 

最後に、Team360 第7期の集大成となるピッチイベント「スパークプラグ – Growth with Passion – Vol.9」開催のお知らせです。

 

起業家プログラム「Team360」を今期終えた起業家たち、そして、Impact HUB Tokyo内の起業家がピッチを行う本イベント。Impact HUB Tokyoにはどんな起業家の方がいるのか、また彼らはどんな挑戦をしているのか。この機会に知っていただくことができますので、ぜひご参加くださいませ!
●日時:2016年4月28日(木)19:30~22:00 ※開場:19:00
●場所:Impact HUB Tokyo
●詳細・申込: 100時間、磨き抜かれた起業ピッチイベント「スパークプラグ – Growth with Passion – Vol.9」開催!

 

あらためまして、Impact HUB Tokyoの槌屋さん、岩井さん、セバスチャンさん、そして第7期生のみなさん、すてきな時間をご一緒させていただいて本当にありがとうございました! みなさんの活動を陰ながら応援しております!

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Impact HUB Tokyoについて

Impact HUB Tokyo Logo
Impact HUB Tokyoは、株式会社HUB Tokyoが運営をする、東京に社会的にインパクトを生み出そうとする起業家やチェンジメーカーのベースキャンプであり、欧州、北米、アジア、アフリカなど、世界約80箇所に存在し、のべ11,000人を超えるImpact HUBネットワークの一員です。2013年2月の開設以降、現在、150名を超える起業家、スタートアップチーム、企業内起業家、NPOリーダー、フリーランス、アーティスト、エンジニアなどが集まるコミュニティへと成長し、メンバー間のコラボレーションを生み出しながら今なお拡大を続けています。

 

Impact HUBについて
Impact HUB は、イギリス・ロンドンで 2005 年に初めて開設され、現在世界 約80箇所で展開している、世界最大規模のグローバルなネットワークを持つアントレプレナーのコミュニティネットワークです。そのミッション は、“シェアオフィス”という枠組みを超え、社会変革や挑戦を行う中で、互いに学びや知識、経験、ネットワークをシェアしようとする、有機的で自己増殖するグローバルなコミュニティを目指しています。