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相次ぐ選挙の中、今知ってほしい『世界を動かした21の演説』

相次ぐ選挙演説

 

7月10日に投開票された参議院議員選挙。

 

7月31日には東京都知事選挙もあります。

 

そしてアメリカにおける大統領選挙の話題は、毎日のように日本にも届いてきます。

 

(6月18日には、AKB総選挙もありましたね。ベストスピーチはNGT48の北原里英さんでした。)

 

選挙の中で大きく注目されるのが、各候補者の「演説」です。

 

みなさんは普段、彼らの演説を聞きながら、どんなことを思っているでしょうか?印象深かった演説があれば、少し思い返してみてください。

 

言葉の力

 

真に偉大な演説は、群衆が去り、言葉が書き写されたあとも命を保ち、人々の心をかき立てつづける。

 

これは、『世界を動かした21の演説――あなたにとって「正しいこと」とは何か』にある言葉です。

 

言葉の力は大きく、影響力の高い人物たちの演説は、良くも悪くも世界を動かしてきました。そして、今に生きる人々の心の中にも、その影響が残っているものもあります。

 

本書は、過去100年間に世界に大きな影響を及ぼした21の演説を、4つのテーマ(人類はみな人間、敵か味方か、力は正義、平和にチャンスを)から選び抜いて紹介しています。

 

『世界を動かした21の演説』表紙世界を動かした21の演説――あなたにとって「正しいこと」とは何か
著:クリス・アボット

 

本書には、いわゆる「偉人の有名演説」だけではなく、

 

◆オサマ・ビンラディン
◆死刑執行前日の囚人
◆テロ被害者の母

 

などの演説も収録されていて、普通の演説集ではなかなか触れることのできない視点からの声を知ることができます。各演説の前には、その演説が行われた社会的な背景・思想・状況もしっかりと書かれています。

 

今という時代に外すことのできないテーマである「テロ」や「安全保障」に関係するものも含まれているので、ぜひ今手に取っていただきたい一冊です。

 

あなたにとっての「正しさ」を考えるために

 

「どちらが正しい」「どちらが悪い」
ほとんどの物事は善悪二元論では片づけることができません。

 

そんな世界の中で、ぜひこの本から多様な視点を得て、みなさんの中での「正しさとは何なのか」という問いへのヒントを得ていただけたら幸いです。

 

ここに収録された言葉は、すでに世界を「動かしてきた」過去のものです。
でも同時に、これらの言葉を知った今の私達が、その教訓を糧にこれからの世界を「動かしていく」こともできる“生きた言葉”でもあります。

 

最後に、オバマ大統領の演説を引用させていただきます。

 

私たちには、自分たちが求める世界を作る力があります。しかしそれは、私たちがこれまでに書かれてきたことを胸に刻み、新しく始める勇気を持ったときに初めて可能になるのです。

 

『世界を動かした21の演説』表紙

著者:クリス・アボット(Chris Abbott)
国際関係を専門とする政治アナリスト、作家・ジャーナリスト、ブラッドフォード大学名誉客員研究員、安全保障に関する欧州の有力シンクタンクであるオックスフォード・リサーチグループの「持続可能な安全保障」分野のコンサルタント。国際安全保障の分野で多数のイニシアチブに関与、平和構築のために尽力している。共著書にBeyond Terror: The Truth About the Real Threats to Our World(Rider, 2007)がある。