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『「学習する組織」入門』刊行記念セミナーを開催いたしました。

8月25日(金) 梅田 蔦屋書店さんにて、『「学習する組織」入門』の刊行記念セミナーを開催いたしました。今回のブログでは、関西に常駐している英治出版スタッフ・田中がセミナー当日の様子をお伝えします。

『「学習する組織」入門』は、世界的なベストセラー『学習する組織』をもとに、組織の中でよくある課題や最前線での事例もまじえ、学習する組織づくりの具体的な実践イメージを分かりやすく解説した書籍です。

当日のスピーカーは、本書の著者であり「学習する組織」の日本での第一人者でいらっしゃる、有限会社チェンジ・エージェント CEOの小田理一郎さん。

本書の序文でピーター・センゲ氏(『学習する組織』著者)が書いているように、多くの日本企業に実際に関わり、組織が直面しがちな課題を多く見てきた小田さんだからこそ語れる内容が、本書には盛りだくさんです。

『学習する組織』が初めて日本語に翻訳されて以来、多くの人が、その概念の理解と活用に苦心してきた。この概念が、異なる文化――特に日本のような非西洋の文化――のビジネスリーダーたちにとっての現実に合わせたかたちで説明される必要があることは明らかだった。そしてそれこそが小田の行ってきたことだ。
日本の人々は相互依存と協働についてごく自然に理解できるため、私は常に、日本のマネジャーは自然にシステム・リーダーになれると感じてきた。本書がそのビジョンの実現に役立つことを心から願っている。

(ピーター・センゲ序文より引用)

当日会場は、キャンセル待ちができるほどの参加者の皆さんで埋め尽くされました。いかに多くの方が、現在の組織・チームに課題を抱えているか、職場を変革していきたいと考えられているか、改めて実感しました。
最初と最後に行われた「対話セッション」では、参加者間で3~4名のグループを作り、気づきや学び、浮かんできた問いを共有、探求しました。笑顔の中にも真剣に、ご自身の組織・チームの課題や、日々の問題点を話し合われる参加者の皆さんの姿が、とても印象的でした。

また、事例をまじえながら「学習する組織」の理論と手法をご紹介くださり、その後、小田さんへの質問などが寄せられました。質問の多くは、「実際、意識レベルが異なるメンバー間の中で、どのように「対話」をすすめていけばいいのか?」「話を聞き入れない上司のもとで、会議は硬直状態。どのように会議を進めていけばよいのか?」などかなり具体的なものでした。組織やチーム、自分自身のことを深く探求しているからこそ生まれる質問だったのだと思います。

全ての質問に真摯に対応される小田さん。私自身も自分の組織、チームについて思いを巡らす時間となりましたが、参加者の方々にとっても同様に、学び多き時間だったのではないでしょうか。そして、それぞれの職場に戻り今日の時間が何かのお役に立てたならば幸いです。

今回のイベントに参加していただいた皆さん、そしてご登壇いただいた小田さん、会場をご提供いただいた梅田 蔦屋書店さん、ありがとうございました!!

NPO法人スマイルスタイルが運営する「ハローライフ」にお邪魔してきました。

大阪・本町にあるハローライフ
ここは、「働く」「仕事」の情報発信基地で、NPO法人スマイルスタイルが運営しています。スマイルスタイルは、社会問題の解決に取り組むソーシャルデザインカンパニーで、さまざまなプロジェクトに取り組まれており、そのひとつとして、ハローライフを運営されています。ハローライフには、「働く」や「仕事」を改めて問い直すコンテンツがあったり、新しい仕事に出合ったりすることができる場所です。さまざまなコンテンツについては、こちらをご覧ください。

ビル1Fには、カフェが併設されており、気軽に仕事や打合せをする場所としても利用することができます。目の前には、大きな公園があり、窓から見える緑がとても気持ちいいのです。

さて今回、1Fにある本棚に英治出版の書籍を置いてくださるとのことで、関西に常駐している英治出版スタッフの田中と、関西出身で帰省中だった山見(筆者)がハローライフにお邪魔してきました。ご案内してくださったのは、NPO法人スマイルスタイルの藤吉さん、木戸さん、和地さん。

1Fには、たくさんの本が並べられており、特に「働く」をテーマにした書籍が多く置かれていました。この場所に近々、英治出版の本も並ぶ予定です。

併設されているカフェは、「CHASHITSU Japanese Tea & Coffee」。
ほうじ茶や抹茶が使われたメニューが豊富で、「ほうじ香る コーヒーソーダ」や「ほうじ アメリカーノ」、「グリーンティーソーダ」など、ユニークなドリンクがあります。わたしはグリーンティーソーダをいただきました。とても暑い日だったので、抹茶とソーダのさっぱり感が身体にしみて、とてもおいしかったです。

2Fに上がると、インフォメーションカウンターがあります。カウンターでは、求人やハローライフがおこなうイベント、プログラムについて相談することができます。パソコンも設置してあり、利用することができます。

3Fは、カフェ兼イベントスペース。普段は、カフェ利用として使われているそうです。お邪魔した日も、こちらでいろんなお話をさせていただきました。

お話を伺っていて、おもしろいなと思ったのは、最近人気の求人が職人系のお仕事だということ。1人の求人に対して、何十名というご応募があるそうなのです。職人系以外の求人情報も掲載されていますので、ご関心のある方はこちらもぜひご覧くださいませ。

ハローライフには、学生から社会人まで、さまざまな世代の方がいらっしゃるようです。お近くにお住まいの方、お近くまで通勤・通学されている方、ぜひ一度、立ち寄ってみてください。

こちらの写真は、ハローライフに英治出版の本が届いたあと、みなさまが開封の儀をおこなってくださったときの様子。木戸さんから、メッセージもいただきました。

実際に手元に書籍が届いてみると、まさに圧巻の一言。本を本棚に並べるだけに終わらず、ハローライフという場所を活かしてたくさんの方にも手にとって頂き、これからの働くや人生を考えるための一つの出会いになればという思いです。

また私たちスタッフも書籍からの学びを活かして、よりより組織や事業内容を展開していけるようにしていきたいと考えています。早速、社内で読書会の日程を調整して、読みはじめています。大阪にお越しの際は、ぜひハローライフまで足を運んでみてくださいね。

スマイルスタイル 木戸(若者支援コーディネーター)

今回、ご案内いただいた藤吉さん、木戸さん、和地さん。本当にありがとうございました!

『ひとりの力を信じよう』立花貴さんの トークイベントを開催いたしました!

ひとりの力を信じよう』の刊行を記念して、8月10日(木) 梅田蔦屋書店さんにて、著者の立花貴さんトークイベント ~地域活性化の最先端!「雄勝」の挑戦 ~を開催いたしました。

東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県石巻市の町、雄勝(おがつ)。今、このまちが地方創生の新たなモデルとして注目されているのをご存知でしょうか?

その立役者のお一人が、今回のスピーカー立花さん。
元商社マンの立花さんは、震災直後にご家族の安否確認のため東北に戻られたことがきっかけで、雄勝に移り住み、現在も日々復興・地域活性化に取り組まれていらっしゃいます。

「現実を見てしまったからには何かせずにはいられなかった」。その時の立花さんの心の動きが、ひと言ひと言、熱く伝わってきます。

延べ5,000人のボランティアとの地域の拠点づくり、地元の海産物のブランド化など、「既にあるもの」を活かした取り組みで「人と地域」の様々な変化を生み出してきた立花さん。スライドを交えながら、これまでの活動の様子や今後の展望などもたくさんお話しいただきました。

一歩一歩、目の前のおひとりおひとりに真摯に話をされて活動を拡げてこられたという立花さんのお姿が目に浮かび、決して安直ではなかった道のりや、学ぶべきところも非常に多いお話に、参加の皆さんも終始真剣な面持ちで、立花さんのお話に聞き入っていらっしゃいました。

また、直近の活動の様子もお話いただきました。

現在、石巻市で開催中の「アート」「音楽」「食」がテーマとなった、Reborn-Art Festival 2017。7月末におこなわれたReborn-Art Festival 2017 × ap bank fesでは、立花さんも関わっている(株)雄勝そだての住人のブースも展開され、水揚げされたばかりの帆立の網焼きを販売されたそうです。その時の様子は、立花さんのブログにてご覧ください!
https://ameblo.jp/tachibana87/entry-12297369533.html

Reborn-Art Festival 2017は9月10日(日)まで開催しています。
皆さんも夏の終わり、是非、石巻に足を運ばれてはいかがでしょうか?

今回のイベントは、梅田蔦屋書店さんの〈コンセルジュカウンター〉での開催となり、立花さんとイベント参加者の皆さまがより近く、立花さんの熱いトークがダイレクトに心に響いてくるような会場となり、アットホームな雰囲気の中にも、熱い思いが交錯する、大変良い場となりました。


↑参加者おひとりおひとりと交流された立花さん

最後には、参加者の皆さまと記念撮影。

今回のイベントを企画してくださった、梅田蔦屋書店のコンセルジュ渡邉さんとも。

立花さん、梅田蔦屋書店の皆さん、そして当日ご参加くださった皆さん、この度はありがとうございました!!

『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』発売! 『なぜ人と組織は変われないのか』電子版の30%OFFセールもスタートです。

先週、『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』を発売いたしました。著者は『なぜ人と組織は変われないのか』のロバート・キーガン氏とリサ・ラスコウ・レイヒー氏です。

ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー[著]
中土井僚[監訳] 池村千秋[訳]
A5判ハードカバー 400ページ
定価:本体2,500円+税

・「自分をよく見せよう」「評価を下げたくない」と思うあまり、失敗や弱点を隠してしまう。
・組織の問題を感じても、上下関係や肩書が気になって指摘できず、本質的な問題解決ができない

30年以上にわたって「大人の発達と成長」を研究してきた著者は、このような弱さを隠してしまう「もう一つの仕事」が現代の組織に蔓延しており、それに膨大なエネルギーが費やされていると述べています。

誰もが本来の自分になることができ、弱点を認め合えるというのは、単に「人に優しい組織」であることを意味しません。むしろ、弱点の克服を目指しているからこそ、忌憚のない、ときには厳しいフィードバックがなされることがあります。「痛み」を伴ってでも成長するという強い欲求が必要なのです。そのようにして人々が成長するからこそ、組織として強くなり、結果としてビジネスの成功を収められる、と著者は主張します。

現代のビジネス環境は、不安定さ(Volatility)、不確実さ(Uncertainty)、複雑さ(Complexity)、曖昧さ(Ambiguity)が強まる「VUCAの時代」と言われています。そこで生じる問題は、これまでのやり方を改良することで解決できる「技術的な課題」ではなく、これまでのやり方を超越した方法で問題解決する「適応を要する課題」であることがほとんどです。

つまり、「うまくいっていた自分/やり方」を捨て、限界を克服してバージョンアップする組織こそが、現代のビジネス環境を勝ち抜いていけると著者は説きます。本書では、そのような「人と組織のバージョンアップ」を可能にする組織を「発達指向型組織(DDO= Deliberately Developmental Organization)」と定義し、DDOになるためにはどうすればいいのかの道筋が示されます。

「本来の自分」を取り戻し、成長の実感を得ながら生き生きと働ける職場で働きたい、またはそんな組織やチームをつくりたいビジネスパーソンへのヒントが詰まった一冊です。

また、新刊発売と同時に、『なぜ人と組織は変われないのか』電子版を各電子書籍ストアにて30%OFFで販売いたします。セールは8/31(木)まで。

ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー[著]
池村千秋[訳]
A5判ハードカバー 440ページ
定価:本体2,500円+税

第18期 英治出版株主総会をおこないました。

先日、第18期 英治出版株主総会をおこないました。

今年もこの日のEIJI PRESS Labは、ミュージアム風に。昨年度に発行した20タイトルとその著者や監訳者などの皆さんの写真、日々の出来事やイベント、本のランキングなどを展示しました。

 

英治出版の累計発行タイトルは308に。
社会変革や経済開発、組織開発、働き方、育児などに関するタイトルを刊行し、さまざまなフィールドでご活躍される皆さんとお仕事ができました。

書店さんと一緒に、いろんなブックフェアも開催しました。刊行したタイトルに関するイベントも各地で実施。オンラインでもいろいろな記事で著者の方や本を紹介していただきました。

 

著者の方が、英治出版に遊びに来てくださいました。
高校生のインターンも来てくれました。
インターン生の受け入れは2年目で、今回の生徒は、1年目に来ていただいた生徒のお話を聴いて英治出版でのインターンを希望してくれたようです。


インターンを終えての発表をしているときの様子

 

3名が英治出版を卒業し、それぞれの道に進みました。
卒業生は総勢96名に。
英治出版には、卒業生全員に毎年バースデーカードを送る文化がありますが、だんだん大変になってきています。笑
そして、新たに5名の仲間が加わりました。

約10年間、英治出版の営業を引っ張ってきてくれた
仲間とのお別れもありました。

 

株主総会後には、毎年恒例行事となりつつある5月生まれの誕生日会。

英治出版には、5月生まれが3名います。
今年、それぞれにプレゼントしたのは、
「自分では気づいていないかもしれない、あなたの能力」。

UXの時代』著者で、シーオス代表の松島聡さんが、イベントで、とあるエピソードを紹介されていました。

そのエピソードとは、シーオスにいる日本刀が大好きな社員のお話でした。日本刀のコレクションはお金のかかる趣味。その社員の方は日本刀を研ぐ能力を活かして、ほかの社員の包丁を研ぐというサービスを社内で始めたそうです。日本刀好きとあって、研ぐのが上手。評判になり、そのサービスで日本刀にかかる費用を稼いだという話でした。

英治出版スタッフにも自分では気がついていない、秘められた能力があるのでは? それに気がついたり、どこかで活かしてもらうきっかけになったらいいな、との思いでお祝い企画をおこないました。

小料理屋をやりたいと言っている鈴木。ひょっとして、「利きだし」能力がすごいのでは? 夏目漱石が好きな平野。「どの文章が漱石かわかる」能力があるのでは? 競馬も好きな平野。もしかして、「競馬」名人? トライアスリートの原田。「肺活量すごい」能力があるのでは?

それぞれ、ゲームにチャレンジしてもらいました。

いつかどこかで、今回発見した能力を活かしてもらえるかもしれません。

1999年6月に創業の英治出版は、今月で19年目を迎えます。
20周年も目の前です。
これからも目の前のひとりを大切に、
「応援」「夢」「幸せ」をキーワードに
毎日を過ごしていきたいと思います。