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2018/6/11 『ティール組織』探究シリーズ「自主経営(セルフ・マネジメント)って何だ?」開催! #ティール組織

上下関係も、売上目標も、予算もない! ?
次世代のマネジメント論として、出版後大きな反響を呼ぶ『ティール組織』。

そのモデルの3つの突破口の1つ「自主経営(セルフ・マネジメント)」はどうすれば実現できるのか? またその課題とは?

本書で先進事例の一つとして取り上げられた在宅ケア組織「ビュートゾルフ」を2010年に初めて日本に紹介、日蘭の多様な関係者の交流・対話と日本社会への実装に取り組んできた堀田聰子さん、「つくる人を増やす」を理念としてユニークな経営スタイルを貫く柳澤大輔さん、ティールを始めとする次世代型組織の研究の第一人者として、自社を含めたさまざまな組織の変革に携わる嘉村賢州さんをゲストに迎え、「自主経営(セルフ・マネジメント)」について語り尽くす。

【イベント概要】

■日時:6/11(月)19:00~21:30(開場18:00)
■会場:クックパッド株式会社
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー12F
https://info.cookpad.com/corporate/access
■最寄駅:JR山手線・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅
・JR山手線 恵比寿駅東口から、恵比寿ガーデンプレイスへの直通連絡通路(恵比寿スカイウォーク)を通り、約7分程度になります。
・雨天の場合は、連絡通路から恵比寿ガーデンプレイスへの出口手前のエレベータもしくはエスカレータで地下一階へ降り、屋内のみを通っての移動が可能です。
■参加費:2500円(税込み)
■主催:英治出版
■協賛:クックパッド株式会社
■キャンセルポリシー:イベント日から起算して、以下のキャンセル料を申し受けます。
前日23:59までのキャンセル依頼のご連絡:無料
当日キャンセル・ご連絡がない場合:100%、
※キャンセル方法はこちらをご確認ください。

■ゲストプロフィール


堀田聰子(ほったさとこ)
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授
東京大学社会科学研究所特任准教授、ユトレヒト大学客員教授等を経て2017年4月より現職。専門はケア人材政策、人的資源管理。博士(国際公共政策)。地域包括ケア研究会、地域力強化検討会等委員を経て、現在社会保障審議会介護給付費分科会及び福祉部会、政策評価審議会等において委員を務めるほか、BUURTZORG、Dementia Friendly Community、Compassionate Community等を手がかりに、より人間的で持続可能なケアと地域づくりに向けた移行の支援及び加速に取組む。「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2015」リーダー部門入賞。


柳澤 大輔(やなさわ・だいすけ)
面白法人カヤック 代表取締役CEO
1998年、学生時代の友人と面白法人カヤックを設立。2014年12月東証マザーズ上場(鎌倉唯一の上場企業)。鎌倉に本社を置き、Webサービス、アプリ、ソーシャルゲームなどオリジナリティあるコンテンツを数多く発信する。2015年に冒険法人プラコレがカヤックグループにジョインし、2016年には株式会社ガルチもジョイン。さらに同年、カヤックハノイ支社、鎌倉自宅葬儀社を設立する。100以上のWebサービスのクリエイティブディレクターをつとめる傍ら、Yahoo!JAPANインターネットクリエイティブアワードなどWeb広告賞で審査員歴を持つ。ユニークな人事制度やワークスタイルを発信し、新しい会社のスタイルに挑戦中。2015年株式会社TOWの社外取締役、2016年に株式会社クックパッドの社外取締役就任。


嘉村賢州(かむら・けんしゅう)
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事
コクリ! プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)。京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する。その中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORG LAB)」を設立、現在に至る。

NPO法人スマイルスタイルが運営する「ハローライフ」にお邪魔してきました。

大阪・本町にあるハローライフ
ここは、「働く」「仕事」の情報発信基地で、NPO法人スマイルスタイルが運営しています。スマイルスタイルは、社会問題の解決に取り組むソーシャルデザインカンパニーで、さまざまなプロジェクトに取り組まれており、そのひとつとして、ハローライフを運営されています。ハローライフには、「働く」や「仕事」を改めて問い直すコンテンツがあったり、新しい仕事に出合ったりすることができる場所です。さまざまなコンテンツについては、こちらをご覧ください。

ビル1Fには、カフェが併設されており、気軽に仕事や打合せをする場所としても利用することができます。目の前には、大きな公園があり、窓から見える緑がとても気持ちいいのです。

さて今回、1Fにある本棚に英治出版の書籍を置いてくださるとのことで、関西に常駐している英治出版スタッフの田中と、関西出身で帰省中だった山見(筆者)がハローライフにお邪魔してきました。ご案内してくださったのは、NPO法人スマイルスタイルの藤吉さん、木戸さん、和地さん。

1Fには、たくさんの本が並べられており、特に「働く」をテーマにした書籍が多く置かれていました。この場所に近々、英治出版の本も並ぶ予定です。

併設されているカフェは、「CHASHITSU Japanese Tea & Coffee」。
ほうじ茶や抹茶が使われたメニューが豊富で、「ほうじ香る コーヒーソーダ」や「ほうじ アメリカーノ」、「グリーンティーソーダ」など、ユニークなドリンクがあります。わたしはグリーンティーソーダをいただきました。とても暑い日だったので、抹茶とソーダのさっぱり感が身体にしみて、とてもおいしかったです。

2Fに上がると、インフォメーションカウンターがあります。カウンターでは、求人やハローライフがおこなうイベント、プログラムについて相談することができます。パソコンも設置してあり、利用することができます。

3Fは、カフェ兼イベントスペース。普段は、カフェ利用として使われているそうです。お邪魔した日も、こちらでいろんなお話をさせていただきました。

お話を伺っていて、おもしろいなと思ったのは、最近人気の求人が職人系のお仕事だということ。1人の求人に対して、何十名というご応募があるそうなのです。職人系以外の求人情報も掲載されていますので、ご関心のある方はこちらもぜひご覧くださいませ。

ハローライフには、学生から社会人まで、さまざまな世代の方がいらっしゃるようです。お近くにお住まいの方、お近くまで通勤・通学されている方、ぜひ一度、立ち寄ってみてください。

こちらの写真は、ハローライフに英治出版の本が届いたあと、みなさまが開封の儀をおこなってくださったときの様子。木戸さんから、メッセージもいただきました。

実際に手元に書籍が届いてみると、まさに圧巻の一言。本を本棚に並べるだけに終わらず、ハローライフという場所を活かしてたくさんの方にも手にとって頂き、これからの働くや人生を考えるための一つの出会いになればという思いです。

また私たちスタッフも書籍からの学びを活かして、よりより組織や事業内容を展開していけるようにしていきたいと考えています。早速、社内で読書会の日程を調整して、読みはじめています。大阪にお越しの際は、ぜひハローライフまで足を運んでみてくださいね。

スマイルスタイル 木戸(若者支援コーディネーター)

今回、ご案内いただいた藤吉さん、木戸さん、和地さん。本当にありがとうございました!

ニューヨークに行ってきました。100%ボランティア運営の書店って・・・?

英治出版社員は、1年に1度、海外に行くことができるチャンスがあります。自分で目的を設定して、行く国や現地での計画を立て、承認を得られれば出張できます。その前後にバケーションをくっつけて、他の国に行ってもよいのです。

 

今年の4月には編集の業務を中心におこなっている高野と安村がそれぞれイタリア・ボローニャとイギリス・ロンドンへ行ってきました。高野はボローニャで、ボローニャブックフェアという絵本を中心としたブックフェアを視察し、いつか絵本をつくりたいと企んでいます。安村はロンドンでブックフェアの仕事のあとにバケーションをとって、フィンランドに遊びに行っていました。現地の書店や図書館も見に行ってくれて、帰国後におみやげ話をしてくれました。

 

今月にはドイツ・フランクフルトでブックフェアが開催されるので、7月に英治出版に参画したメンバーを含めた2人がフランクフルトに行ってきます。そして先月、広報などコミュニケーション全般の業務にたずさわっている私、山見はアメリカ・ニューヨークに行ってきました。このブログでは、ニューヨークで視察した一部をご紹介したいと思います。

 

  • 100%ボランティア運営の書店

Bluestockingsという独立書店を訪問してきました。ユニークでおもしろそうな書店がないかと調べているなかで発見した書店です。フェミニズム関係の本、ジェンダーや人種、環境問題、政治などのテーマでメッセージ性が強い書籍を取り扱っている書店です。そして、もっとも関心を持ったのが、この書店が100%ボランティアで運営されている点。はじめにそのことを知ったときは、どういうことなんだろう? とすごく不思議に思いました。そんなことあり得るんだろうか? と。どうしても気になったので、友人の力も借りながら、会う約束をとりつけました。

 

  • 店内の様子

お店は、マンハッタンのロウワ―イーストサイド地区にあります。最寄り駅から10分くらい歩くと着きます。どきどきわくわくしながらお店の前に到着。外観はこんなかんじです。味のあるいい雰囲気です。

 

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お店のなかに入って、まずはぐるりと一周。ジェンダーやアナーキズム、人種、活動家の戦略、教育改革など細かいテーマ別に棚づくりがされています。移民大国アメリカらしく、ラテンアメリカやアフリカなど、各地域の歴史に関する書籍も豊富にそろっていました。

 

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このコーナーはZINEといわれる手作り冊子が置かれています。ニューヨークに到着した翌日に、ニューヨーク近代美術館の分館、MoMA PS1で開催されていたNY ART BOOK FAIRに訪れていたのですが、普通の紙にイラストや文章が印刷された手作り冊子が2~5ドルくらいで販売されていて、こういうのも売っちゃうんだ~とやや驚いていました。数日後にBluestockingsに来て、あれがZINEというものだったのだと知りました。ZINEは1990年代後半頃からアーティストたちが自分の作品を紹介したり、アピールしたりするツールとして使われてきたものだそうです。Bluestockingsでも多くのZINEが置かれていました。

 

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お店にはコーヒースタンドもあるので、コーヒーを飲みながら、本や雑誌を読んでいる方がいらっしゃいました。イベントも毎日のように開催されています。

 

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  • ボランティアスタッフのふたりの女性にインタビュー

さて、じっくり店内を見て楽しんだ後に、会う約束をしてくれていた女性にインタビューをしました。お話してくれた内容を簡単にまとめます。

 

・100%ボランティア運営というのに驚きました。全員で何人くらいのボランティアスタッフがいるのですか?

だいたい全員で80名くらいです。1人あたり1日1~3時間くらいのシフトで構成されています。週に1日だけ来る人もいれば、数日来る人もいます。どれだけコミットするかはその人次第で、来る日が少ないからだめとか、もっと来なさいという強制は一切なくて、それぞれのコミットメントや関わり方が尊重されています。

 

・ボランティアスタッフのみなさんにはどんな役割がありますか?

ボランティアスタッフのシフトを調整したり、店内の整理やレジ、本の仕入れ、イベントの企画や運営などさまざまです。コミットしている度合によって、担当できる役割に差はありますが、基本的にはその人がやりたいと思う役割をやってもらったり、できる範囲での役割を担当してもらっています。

 

・ボランティアスタッフのみなさんがここで働くモチベーションはなんですか?

モチベーションは人それぞれです。わたしの場合は、数年前にニューヨークに引っ越してきたことがきっかけでスタッフをはじめました。ニューヨークにはよく知っている人もいなかったし、本のラインナップも好きだったので。そのうち良い友だちもできて、今では働きはじめてもう数年になります。ここで知り合った人たちに良くしてきてもらったので、これからは私もそういう立場になりたいと思ってコミットしています。ときに、みんなとピクニックに行ったり、パーティーをしたりするのですが、楽しいですよ。

 

・ここでの仕事以外にもなにかされているのですか?

はい、私はアーティストです。なので、ほかの人より比較的コミットしやすいので、よくここで働いています。それに、パートナーがいるのですが、私の活動を理解してくれていて、生活も助けてもらっています。

 

ほかのスタッフにも話を聞くといいよと言ってくれて、別の女性にもお話を伺いました。

 

・あなたがここで働くモチベーションはなんですか?

わたしは数か月前にニューヨークに引っ越してきました。もともとロスにいたけど、一度ニューヨークに住みたいと思って。だけど、知っている人もあまりいないので、ここでボランティアすることにしました。今は週1日のコミットだけど、本当はもっと関わりたいと思っています。だけど、他の仕事もあるから、なかなか都合をつけるのが難しい状態です。

 

・ここでの仕事は楽しいですか?

もちろんです。ここにある本に関わるテーマのことを話すことができる仲間がいるし、ニューヨークに来てからいろいろ助けてもらったので。だから、本当はもっともっと関わりたいんです。

 

忙しいなか、たっぷりと時間をとっていろいろお話をしてくださいました。お土産にお店のオリジナルエコバッグ(少々、過激ではありますが。笑)までくれて、本当にあたたかく対応していただきました。

 

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彼女たちの話を聞いて、こういうコミュニティがあり得るんだ・・・とびっくりしたのと同時に、とても素晴らしいと思いました。それぞれの人が自立していて、かつ互いを尊重し、助けが必要なときは助け合う。こういうところが素敵なお店であり、コミュニティだと思いました。

 

また、書店のひとつのあり方として、日本でもあり得るのだろうか、ということも考えさせられました。つまり、「書店員じゃない人たち」が書店(リアル書店、ネット書店問わず)を運営していくことが成り立つのかどうか。もし、そういう書店をつくるとしたら、どんな要素があるといいだろう。自分なら、どういうものであれば関わりたいと思うんだろう・・・などなど、考えが止まらなくなります。笑 それに、今回は書店の話をしていますが、書店に限らず当てはめて考えることができるトピックかもしれません。

 

  • お店の情報

Bluestockings http://bluestockings.com/

 

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