書籍情報
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「対話の目的は、物事の分析ではなく、議論に勝つことでも意見を交換することでもない。いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることなのである」
対話(ダイアローグ)とは:
・情報やアイデアではなく「意味」を共有
・明確な「目的」を定めなくてもいい
・人を「説得」することは必要ない
・あらゆる「想定」を保留することが重要
「『愛があればすべてうまくいく』と言う人がいる。だが残念ながら、すべてを救う愛は存在しない。だから、もっと良い方法を考えなければならないんだ」
偉大な物理学者にして思想家ボームが長年の思索の末にたどりついた「対話(ダイアローグ)」という方法。「目的を持たずに話す」「一切の前提を排除する」など実践的なガイドを織り交ぜながら、チームや組織、家庭や国家など、あらゆる共同体を協調に導く、奥深いコミュニケーションの技法を解き明かす。
本書の発行に寄せて
イントロダクション
1 コミュニケーションとは何か
2 対話とは何か
3 集団思考の性質
4 問題とパラドックス
5 見るものと見られるもの
6 保留、肉体、自己受容感覚
7 参加型思考と無限
訳者あとがき
イントロダクション
1 コミュニケーションとは何か
2 対話とは何か
3 集団思考の性質
4 問題とパラドックス
5 見るものと見られるもの
6 保留、肉体、自己受容感覚
7 参加型思考と無限
訳者あとがき
著者:デヴィッド・ボーム(David Bohm)
1917~1992年。物理学者。ペンシルバニア州立大学卒業、カリフォルニア大学バークレー校で理論物理学の博士号を取得。量子力学の世界的権威として知られるほか、人類と自然の調和、全人類の融和などをテーマとする哲学的思索でも名高い。著書に『全体性と内蔵秩序』(青土社)、『断片と全体』(工作舎)などがある。
訳者:金井 真弓(かない・まゆみ)
税理士事務所、損害保険会社などで勤務後、フリーの訳者として独立。主な訳書にC・クラーク・エプスタイン『戦略的質問78』、バーバラ・カサニ『go to survive 夢を追った航空会社1500日戦争』、バリー・J・ギボンズ『みんな変わり者だった』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、リチャード・コッチ『戦略集中講義』(英治出版)、ビル・マクファーラン『自分をうまく伝える15の方法』(オープンナレッジ)などがある。
1917~1992年。物理学者。ペンシルバニア州立大学卒業、カリフォルニア大学バークレー校で理論物理学の博士号を取得。量子力学の世界的権威として知られるほか、人類と自然の調和、全人類の融和などをテーマとする哲学的思索でも名高い。著書に『全体性と内蔵秩序』(青土社)、『断片と全体』(工作舎)などがある。
訳者:金井 真弓(かない・まゆみ)
税理士事務所、損害保険会社などで勤務後、フリーの訳者として独立。主な訳書にC・クラーク・エプスタイン『戦略的質問78』、バーバラ・カサニ『go to survive 夢を追った航空会社1500日戦争』、バリー・J・ギボンズ『みんな変わり者だった』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、リチャード・コッチ『戦略集中講義』(英治出版)、ビル・マクファーラン『自分をうまく伝える15の方法』(オープンナレッジ)などがある。
NHK BS2「週刊ブックレビュー」で、おすすめの一冊として紹介されました。
2008.4.19
2008.4.19