書籍情報

『私を月に連れてって』

私を月に連れてって

宇宙旅行の新たな科学

Fly Me to the Moon

著者 エドワード・ベルブルーノ
訳者 北村 陽子
四六判 上製 200ページ 本体2,000円+税 2008年7月発行
ISBN10: 4-86276-025-2 ISBN13: 978-4-86276-025-8
ジャンル ノンフィクション
キーワード 科学, 宇宙,
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宇宙の大航海時代が、いよいよ始まる!

1990年、日本の月探査衛星「はごろも」が行方不明になり、続いて月をめざした「ひてん」は燃料不足に陥っていた。プロジェクトは失敗に終わるのか? そのとき、異端の科学者が、前代未聞のアイディアをもって現れた。――このとき生まれた、まったく新しい宇宙飛行の方法が、宇宙の未来を今、大きく変えようとしている。

それは、星々の引力がからみ合うことで生まれる複雑怪奇な「カオス」を利用して、ほとんどエネルギーを使わずに宇宙を旅する、いわば「宇宙でのサーフィン」だ。ここで使われた理論は、木星や土星、そのさらに遠くの星々の探求、また神出鬼没の彗星の動きの予測や、月面基地の建設などにも活用できる。

発表された当時は「黒魔術」とまで言われたアイディアが、宇宙開発の歴史をドラマチックに変えた。その鮮やかな発見と科学界における格闘、そして最新の宇宙科学のトピックを、第一線で活躍する科学者が、専門用語を使わず、わかりやすく物語った傑作サイエンス・ノンフィクション。

ひらめきの瞬間
先の見えないスタート
これまでの月への行き方
一つの疑問
宇宙でのサーフィン――カオスと重力場
絵画からのヒント――カオス的領域の発見
WSB――微妙に安定した空間
エネルギーを使わずに
月ミッションを救え
「ひてん」の意義
技術の売り込みとクリスマス・プレゼント
新たな宇宙計画とその可能性
ジャンプする彗星――地球との衝突
月はどこから来たのか
月の彼方の星々へ
パラダイム・シフト、そして未来へ
著者:エドワード・ベルブルーノ(Edward Belbruno)
イノベーティブ・オービタル・デザイン社社長、プリンストン大学宇宙物理学部客員研究協力者、NASA先端天体力学顧問。著作に『天体力学におけるキャプチャー力学とカオス的動作―省エネルギー航法構築への応用』(未邦訳)がある。『Astrodynamics and Applications』誌の編集長。油絵を趣味としており、本書カバーの絵は著者自身の作である。

訳者:北村 陽子(きたむら・ようこ)
東京都生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。訳書に、スティーブン・ペレティエ『陰謀国家アメリカの石油戦争』(ビジネス社、2006年)、キャロル・オフ『チョコレートの真実』(英治出版、2007年)。

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