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経営と技術――テクノロジーを活かす経営が企業の明暗を分ける

経営と技術――テクノロジーを活かす経営が企業の明暗を分ける

  • ¥2,640
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税込

クリス・フロイド(著), 前田琢磨(訳)

価格 2,640円(税込)
頁数 304頁
判型・製本 A5判 上製
発売日 2008/11/21
ISBN 9784862760326
発行 英治出版

内容紹介

企業を成長に導く技術マネジメント

コストを削減し、製品を差別化し、新しいビジネスチャンスを提供し、戦略を遂行するため、技術はすべての製造業にとって必要不可欠だ。にもかかわらず、多くの企業が持続的な成長と競争力をもたらす技術マネジメントを十分に行えているとは言いがたい。いま求められるのは、多くの経営者やマネジャーが直面している次のような疑問への回答だ。

どの技術にどれだけ投資するかを、どのように決めるか
利益を最大化するため、技術をどのように管理するか
R&Dにいくら投資するか
R&Dが商品を生み出す可能性をどう評価するか
技術戦略に合わせて会社組織をどう設計すべきか
社員と株主のコミットメントをどのように得たらよいか
本書は、こうした問題についてわかりやすく解説し、技術マネジメントにおけるベストプラクティスを提供する。さまざまな実例を踏まえた実践的・現実的なガイドラインによって、企業を成長に導くために何をすべきかが見えてくる。経営者・技術関係者必携の一冊。

目次

序論 なぜ技術が重要なのか
第1章 技術とは何か?
第2章 本社は技術とどう関わるべきか
第3章 技術ポジショニングの評価
第4章 技術戦略の策定
第5章 長期的な計画立案
第6章 技術の購入
第7章 技術の販売
第8章 技術活動の組織化
第9章 イノベーションを起こす
第10章 成果測定とベンチマーキング
第11章 技術と株主価値

著者

[著者]
クリス・フロイド(Chris Floyd)
アーサー・D・リトルのヨーロッパ担当ディレクター。エンジニアリングと新製品戦略の経験を持ち、イギリス、ハロゲートにあるADL北部イギリス事務所の所長を務める。製品開発と技術管理に関する識者として会議やビジネススクールでよく知られており、英国デザイン評議会や貿易産業省イノベーション諮問委員会と密接に協力している。また欧州技術管理委員会の専門アドバイザーも務めた。

[訳者]
前田琢磨(まえだ・たくま)
アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社 シニア・マネジャー。横河電機株式会社においてエンジニアとして勤めた後、ADL参画。 過去10年間にわたり電子・電気・機械・通信分野を中心に事業・技術・知財の戦略課題とこれら課題解決実行のための意識改革に取り組む。グロービス経営大学院講師。カーネギーメロン大学産業経営大学院修了(MBA)。慶応義塾大学理工学部物理学科卒業。