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会議のリーダーが知っておくべき10の原則――ホールシステム・アプローチで組織が変わる

会議のリーダーが知っておくべき10の原則――ホールシステム・アプローチで組織が変わる

  • ¥2,090
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税込

マーヴィン・ワイスボード(著), サンドラ・ジャノフ(著), 金井壽宏(監訳), 野津智子(訳)

価格 2,090円(税込)
頁数
判型・製本 四六判 上製
発売日 2012/02/06
ISBN 9784862761217
発行 英治出版

内容紹介

まとまらない、意見が出ない、実行されない……
「場づくり」、できていますか?
メンバー全員を活かし、納得できる結論を導く会議術

多くのビジネスパーソンが日々、会議を「時間のムダ」と感じている。まとまらない。
意見が出ない。感情的な対立が生まれる。決まったことが実行されない。
それはつまり、やり方がまずいのだ。
働き方や価値観が多様化し、社会・ビジネス環境が大きく変化している今、会議の方法もまた大きく変わらなければならない。――会議運営のプロフェッショナルが、真に「価値ある会議」を行う方法をわかりやすく解説。
人をコントロールしようとせず、「場の構造」に目を向ければ、どんな会議も有意義なものになる!

目次

あらゆる会議を価値あるものに
1 会議をリードする(ホールシステムを集める
コントロールできることをコントロールし、できないことは手放す
全体"象"を探究する
人々に責任を持ってもらう
コモングラウンドを見つける
サブグルーピングを極める)
2 自分をマネジメントする(不安と仲良くなる
投影に慣れる
信頼できる権威者になる
YESを意義深いものにしたいなら、NOと言えるようになる)
会議をひらくたび、少しずつ世界を変えていく

著者

[著者]
マーヴィン・ワイスボード(Marvin Weisbord)
非営利団体フューチャーサーチ・ネットワーク共同代表。世界生産性科学アカデミーフェロー。サンドラ・ジャノフとともに数十年にわたり世界各地でさまざまな会議の運営に携わってきた。企業や医学専門学校へのコンサルティング、ブロック・ペトレラ・ワイスボード社共同経営者、NTL応用行動科学研究所などを経て今に至る。著書Productive Workplace(1987)は組織開発ネットワークにより過去40年で最も優れた5冊の中に選ばれ、生涯功労賞を受賞。他の著書にOrganizational Diagnosis(1978)、Discovering Common Ground(1992)、Productive Workplaces Revisited(2004)などがある。

サンドラ・ジャノフ(Sandra Janoff)
コンサルタント、心理学者。フューチャーサーチ・ネットワーク共同代表。企業や政府機関、世界各地のコミュニティと連携してグローバル化や持続可能性、人道的行動の問題に取り組んでいる。実験学校の教員などを経て今に至る。テンプル大学で心理学の博士号を取得。ワイスボードとの共著に『フューチャーサーチ――利害を越えた対話から、みんなが望む未来を創り出すファシリテーション手法』(ヒューマンバリュー)がある。

[監訳者]
金井壽宏(かない・としひろ)
神戸大学大学院経営学研究科教授。1978年京都大学教育学部卒業。1989年マサチューセッツ工科大学で経営学博士号、1992年神戸大学で経営学博士号を取得。1994年から神戸大学教授。変革型リーダーシップ、創造的なネットワーク、キャリア発達、モティベーション論が主たるテーマ。著書に『変革型ミドルの探求』(白桃書房)、『リーダーシップ入門』(日経新聞社)、『リーダーシップの旅』『仕事で「一皮むける」』(光文社)、『サーバント・リーダーシップ入門』(かんき出版)など、監訳書に『人を助けるとはどういうことか』(英治出版)などがある。

[訳者]
野津智子(のづ・ともこ)
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業。主な訳書に、『シンクロニシティ』『クラウドソーシング』(ともに英治出版)、『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)、『スタンフォード・インプロバイザー』『外資系キャリアの出世術』(ともに東洋経済新報社)、『夢は、紙に書くと現実になる!』(PHP研究所)などがある。『魔法があるなら』(PHP研究所)をはじめ、心あたたまる小説の翻訳も手がけている。