書籍情報

『ラーニング・レボリューション』

ラーニング・レボリューション

MIT発 世界を変える「100ドルPC」プロジェクト

Learning to Change the World: The Social Impact of One Laptop per Child

著者 ウォルター・ベンダー
著者 チャールズ・ケイン
著者 ジョディ・コーニッシュ
著者 ニール・ドナヒュー
翻訳 松本 裕
四六判 上製 320ページ 本体2,100円+税 2014年5月発行
ISBN10: 4-86276-176-3 ISBN13: 978-4-86276-176-7
ジャンル ソーシャルイノベーション, ノンフィクション
キーワード 教育, テクノロジー, 社会起業, 開発途上国, MITメディアラボ
アマゾンで購入 英治出版オンラインストアで購入

すべての子どもが1人1台
パソコンを手にしたら
この世界はどう変わるだろう。

「100ドルのパソコンをつくってみせる」。まだタブレット端末やネットブックが普及していない時代、
たった100ドルで地球のどんな場所でも使える最強のパソコンを貧困国の子どもたちへ届けようと、MITメディアラボでスタートしたプロジェクト、
「OLPC(=One Laptop Per Child (すべての子どもにパソコンを) )」。

このパソコンは、どんな環境で暮らす子どもでも使えるタフなつくりで消費電力も最大僅か2Wだが、ただパソコンとして優れているだけではない。
搭載の学習ソフトでは、教師に教わる受け身な「勉強」ではなく、自らプログラムをつくったり友人同士で教え合う自発的な「学び」が体得できる。
OLPCのゴールは、途上国のすべての子どもたちにパソコンを配ることではなく、彼らの学びを促進して彼らが社会変革を起こすようになることなのだ。

構想から約50年、世界60か国に広がる「OLPC」。
子どもたちの学びをもっと楽しく、もっと自由に、生き抜く力を得るために――

PartⅠ OLPCの誕生
1. OLPCの成り立ち
2. 100ドルのパソコンをつくる

PartⅡ アイデアから成果まで
3. 「シュガー」で学びを促進する
4. 青いバナナを売る
5. 倉庫から校舎まで
6. 魔法でもなければ超高速でもない

PartⅢ そしてこれから
7. OLPCの現在を未来
8. 行動を起こそう!

Case Study
Case1. カンボジア、10年後
Case2. 上から変化を促進する――ペルーとウルグアイのOLPC
Case3. OLPCアメリカ
Case4. 未来へのビジョン――ルワンダのOLPC
Case5. 小さくはじめる利点――ニカラグアとパラグアイのOLPC

[著者]
ウォルター・ベンダー Walter Bender
OLPC共同設立者。子どものための学習ソフト製品の非営利プロジェクト「シュガー・ラボ」の設立者兼エグゼクティブ・ディレクター。第2代MITメディアラアボ所長(2000-2006)。

チャールズ・ケイン Charles Kane
OLPC協会理事。過去に同協会のCFO、CEOを務める。MITスローン経営大学院では国際財務・ソーシャルアントレプレナーシップの上級講師を、ほか多くのIT企業の役員も務める。

ジョディ・コーニッシュ Jody Cornish
社会変革コンサルタント、戦略家。社会改革を支援するベンチャー組織ニュー・プロフィットのパートナーを務め、新興市場に特化した社会経済開発コンサルティング会社ロードスター・インターナショナルを共同設立した。

ニール・ドナヒュー  Neal Donahue
民間部門による国際開発の専門家。国際開発組織ケモニクス・インターナショナルの下、アフリカ北部でプロジェクトを率いている。また、コーニッシュと共にロードスター・インターナショナルを共同設立した。

[訳者]
松本 裕 Yu Matsumoto
米国オレゴン州立大学農学部卒。小学校時代の4年間を東アフリカのケニアで、大学卒業後の2年間を青年海外協力隊員として西アフリカのセネガルで過ごす。
帰国後より実務翻訳に携わり、その後2009年に初の訳書『アフリカ 動きだす9億人市場』を上梓。他の訳書に『世界で生きる力』『世界を変える教室』『私は、走ろうと決めた。』『フェアトレードのおかしな真実』(以上、すべて英治出版)などがある。

世界中が熱中した教育革命の大プロジェクト。だが、これは成功の物語ではない。
赤裸々な失敗が次の変革を生んでいく。OLPCが示すのは、未来を創り続ける意志。本書は、社会変革を担う全ての方々へのメッセージだ。
――石戸奈々子氏
(NPO法人CANVAS 理事長|株式会社デジタルえほん代表取締役|総務省情報通信審議会委員|慶應義塾大学特任准教授)

OLPCは、貧しい人々が世界に居場所を確保するための草分け的な組織である。後に続く者は必ず本書を読むべきだ。
――ムハマド・ユヌス(グラミン銀行創始者)

社会起業家、官民両分野のリーダー、そして何より、だれかの人生に変化を起こしたいと願うすべての人が絶対に読むべき一冊だ。本書を読み、刺激を受け、メッセージを伝えていってほしい。
――アラン・カゼイ(米国NPO法人シティ・イヤー 共同創業者)

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