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戦略的サプライチェーンマネジメント――競争優位を生み出す5つの原則

戦略的サプライチェーンマネジメント――競争優位を生み出す5つの原則

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ショシャナ・コーエン(著), ジョセフ・ルーセル(著), 尾崎正弘(監訳), 鈴木慎介(監訳), PwCPRTMマネジメントコンサルタンツジャパン(翻訳)

価格 3,300円(税込)
頁数 320頁
判型・製本 A5判 上製
発売日 2015/02/02
ISBN 9784862761996
発行 英治出版

内容紹介

革新的な製品、選ばれるサービス、強烈な顧客体験、圧倒的な低コスト…
サプライチェーンマネジメントが「強み」を実現する。

アマゾン、トヨタ、ユニリーバ、ハイアール(中国・白物家電の王者)、エシロール(フランス・世界最大の油田企業)、BASF(ドイツ・世界最大の化学メーカー)ほか、トップパフォーマンス企業の強さの源泉=「戦略的サプライチェーンマネジメント」の5大原則を、業界屈指のコンサルタントが事例豊富に解き明かす。

ビジネス戦略といかに結びつけるか? 適切なSCM組織をどう構築するか? 財務効果は生み出せているか?
サプライチェーン担当者、経営幹部の頭を悩ますポイントを、フレームワークや企業実例をもとにわかりやすく解説!

最先端の配送システムで勝負するアマゾン。売れている商品を迅速に世界中の店舗に揃えるザラ。
圧倒的な品質で人々を魅了するレクサス(トヨタ)。だれもが知っているこれらの企業の共通点。
それは、ビジネス戦略と合致した、強力なサプライチェーンの存在である。(監訳者まえがき)
――尾崎正弘(PwC PRTM マネジメントコンサルタンツジャパン、代表パートナー)

「今日のビジネス成功のために、サプライチェーン戦略が不可欠であることを明示」
――ジム・ミラー(グーグル、ワールドワイドオペレーション、バイスプレジデント)

「すべての経営メンバーにとって実践的な知見を提供する本」
――浅野隆文(エーザイ、エーザイデマンドチェーンシステムズ、プレジデント、専務執行役)

「理論偏重の本とは一線を画する一冊」
――グレッグ・クラップ(富士通、オペレーションズ、シニアバイスプレジデント)

原著 Strategic Supply Chain Management, Second Editon: The Five Disciplines for Top Performance

目次

第1章 原則1 サプライチェーンとビジネス戦略の連携
SCM事例紹介 化学イノベーションによる収穫量アップ
第2章 原則2 一貫性のあるプロセスアーキテクチャーの開発
SCM事例紹介<エシロール> 企業ミッションを支える効率的なサプライチェーンの構築
第3章 優れたサプライチェーン組織の構築
SCM事例紹介<ハイアール> 顧客がインスパイアするサプライチェーン
第4章 適切なコラボレーションモデルの構築
SCM事例紹介<カイザー・パーマネンテ> プレッシャーの中で成長する
第5章 パフォーマンス向上のためのメトリクス活用
SCM事例紹介<レノボ> フルスピードで前へ
第6章 ベストインクラスのサプライチェーン
SCM事例紹介<シュルンベルジェ> 人材と技術を統合して卓越したサービスを目指す
第7章 サプライチェーンの変革

著者

[著者]
ショシャナ・コーエン(Shoshanah Cohen)
スタンフォード大学経営大学院グローバル・サプライチェーン・マネジメント・フォーラムのディレクター。専門分野はサプライチェーンの設計およびグローバルオペレーション戦略。PRTMマネジメント・コンサルティングではパートナーを務め、PRTMのグローバル・サプライチェーン・イノベーション事業を指揮した。スタンフォード大学でインダストリアル・エンジニアリングの学士号、ボストン大学で技術戦略の修士号、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。

ジョセフ・ルーセル(Joseph Roussel)
プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の戦略およびオペレーション事業のパートナーを務め、企業の世界的オペレーションの変革に取り組む。PwCに所属する前は、PRTMマネジメント・コンサルティングのパートナーを務め、サプライチェーンマネジメントのための共通言語として「SCOR?モデル」の開発に携わった。現在はオペレーションのイノベーションや変革に関する幹部教育を定期的に実施。ルイジアナ州立大学、ブリュッセル自由大学、タフツ大学フレッチャースクールを卒業。

[監訳者]
尾崎正弘(おざき・まさひろ)
PwC PRTM マネジメントコンサルタンツジャパン 代表パートナー
製造業(製薬、エレクトロニクス、機械、自動車、ソフトウェアを含む)におけるR&D及びSCMを専門とする。大手エレクトロニクスメーカーにて13年間に渡り製品開発・事業開発に従事後、コンサルタントとして約15年のキャリアを持つ。各種マネジメント誌に論文を執筆する他、国内経営大学院においてオペレーション戦略等の講師を勤める。北海道大学工学部卒業、同大学院工学研究科修士課程修了(ME)。ノースウェスタン大学、ケロッグ経営大学院修了(MBA)、ノースウェスタン大学、マコーミック工学大学院修了(MEM)。

鈴木慎介(すずき・しんすけ)
PwC PRTM マネジメントコンサルタンツジャパン テクノロジーグループ担当ディレクター
大手機械メーカーでの事業開発、設計開発業務、大手投資ファンドでの投資、経営支援業務を経て当社に参画。20年近く一貫してテクノロジー企業の様々な経営課題に取り組んできた経験を活かし、戦略コンサルタントとしてSCM、R&D、M&A関係のコンサルティングプロジェクトをリード。東京大学工学部卒業(BE)、カリフォルニア大学アーバイン校経営大学院修了(MBA)。