書籍情報
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時代を超えて絶大な支持を集めるリーダーシップ論の金字塔が、新訳で再登場!
※本書は2007年に刊行された『最前線のリーダーシップ』(ファーストプレス刊)の原書に新序文が加えられた「Leadershp on the Line with New Preface」の全訳になります。
人々に変化を求めるとき、
「失うことへの恐れ」を理解せよ。
●抵抗、妨害、中傷、矮小化……誰かが変革を起こそうとするとき、人々は大切なものを失うことを恐れ、あらゆる手を用いてリーダーを失敗に追い込もうとする。
●国家を率いる政治家、多国籍企業の組織改革、地域コミュニティの啓発活動など、世界各地の豊富なケーススタディを収録。
●リーダーがさまざまな危機を乗り越える手法に加えて、〈権威におぼれない〉、〈自分らしさを取りもどす時間を持つ〉など、「リーダーとしてのあり方」も解説。数あるビジネス書とは一線を画す、骨太のリーダーシップ論。
「勇気づけられる」「何度も読み返す座右の書」など共感の声多数!
第1章 なぜ、リーダーは危険にさらされるのか
第2章 リスクのさまざまな側面
Part 2 生き残る方法
第3章 バルコニーに立つ
第4章 政治的に考える
第5章 対立を調和へ導く
第6章 するべき人に仕事を返す
第7章 平静を保つ
Part 3 己を知り、心をひらく
第8章 強烈な欲望の主になる
第9章 自分の中に「錨」を下ろす
第10章 なぜ最前線に立つのか
第11章 尊い心
ロナルド・A・ハイフェッツ(Ronald A. Heifetz)
ハーバード・ケネディスクール(行政大学院)上級講師
同パブリックリーダーシップセンター共同創設者
1951年生まれ。コロンビア大学、ハーバード・メディカルスクール卒業後、外科医、精神科医の研修を経て1983年からリーダーシップ研究に専念。独創性に富んだリーダーシップの教育と実践手法は世界中から高く評価され、ハーバード卒業生の「最も影響を受けた授業」に選出。元国連事務総長の潘基文氏、コロンビア大統領のフアン・マヌエル・サントス氏、元ギリシャ首相のゲオルギオス・パパンドレウ氏、グローバル企業CEOらが卒業生として名を連ねる。
IBM、マイクロソフト、マッキンゼー、世界銀行、CIAなどの企業、政府、NGOのアドバイザーも務める。チェリストでもあり、ロシアのチェロの名手グレゴール・ピアティゴルスキーの愛弟子のひとり。著書に『リーダーシップとは何か!』(産能大学出版部)、『最前線のリーダーシップ』(英治出版)。
マーティ・リンスキー(Marty Linsky)
ハーバード・ケネディスクール非常勤講師
1982年からケネディスクールで教鞭をとり、うち3年間はマサチューセッツ州知事第一秘書を担当。ボストングローブ紙の社説担当記者、マサチューセッツ州議員、ハーバード・エグゼクティブプログラムの代表者などを歴任。ウィリアム・カレッジ、ハーバード・ロースクール卒。野球カードコレクターでもある。著書に『最前線のリーダーシップ』。
[訳者]
野津智子(Tomoko Nozu)
翻訳家。獨協大学外国語学部フランス語学科卒業。主な訳書に、『チームが機能するとはどういうことか』『謙虚なコンサルティング』『サーバントであれ』『シンクロニシティ【増補改訂版】』(いずれも英治出版)、『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)、『グレートカンパニー』(ダイヤモンド社)、『ZONE』(大和書房)、『夢は、紙に書くと現実になる!』(PHP研究所)などがある。