外資系金融機関で働いていた26歳の著者は、「空き時間」を使って社会貢献する組織を立ち上げる。取り組むテーマに選んだのは、日本社会を蝕む「子どもの貧困」問題だった――。

 
日本の貧困率は先進国中で米国に次ぐ高さであり、子どもの7人に1人が貧困状態に置かれています。また昨今では児童虐待の報告件数も増加しています。 貧困や虐待などにより十分な養育が受けられず、児童養護施設で生活する子どもたちは3万人以上。そして、施設の子どもたちには深刻な「機会の不平等」があります。 本書では、このことを知った若手ビジネスパーソンが、本業で培ったビジネススキルを活かして問題を分析し、「働きながら」一人ひとりにできることを探ります。
著者:慎 泰俊(しん・てじゅん)
モルガン・スタンレー・キャピタルを経て、現在はプライベート・エクイティ・ファンドにて投資プロフェッショナルとして働く。その傍ら、NPO法人Living in Peaceの代表理事を務める。朝鮮大学校および早稲田大学大学院修了。
Twitter:@81TJ
Blog:Taejunomics
NPO法人Living in Peace(LIP)とは
貧困削減を目的に活動するNPOです。海外分野では途上国のマイクロファイナンスに関わる調査、ファンドの普及活動、国内分野では主に児童養護施設向けの教育環境改善、進学支援などを行っています。


LIPの寄付プログラムChance Maker(チャンスメーカー)
児童養護施設の子どもたちをはじめ、すべての子どもたちが、貧困を抜け出し将来自立することを目指す月々継続型の寄付プログラムです。 月々千円から始められる継続したご支援によって、子どもたちは、家庭に近い環境で育ち、学ぶ機会を享受することで、将来精神的にも経済的にも自立できます。